いろいろ、チャレンジしています。

アスベスト取扱資格に関するパブリックコメント募集中です

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毎日暑い日が続きます。

いつもの8月の気候ですが、7月の猛暑と比べるからでしょうか、少し涼しくなったように思うのは気のせいでしょうか。

ニュース担当高橋です。

先月下旬の7月20日、厚生労働省・国土交通省・環境省の参照連携にて「建築物石綿含有建材調査者講習登録規定の制定などに関する意見募集について」というパブリックコメントの募集が開始しました(締め切り8月19日)。

これは、現行の建築物石綿含有建材調査者の資格制度にも大きくかかわる制度改正となります。

今回の意見募集が行われている告示は、建築物石綿含有建材調査者の講習登録規定に限定しているたいへん稀有なものです。石綿傷害予防規則や大気汚染防止法等で規定されている具体的な石綿対策の変更ではなく、調査者の資格設定やその資格認定を受けることができる講習の実施機関がどのようなものであるかを決めるものです。

肝になる部分は資格を次のように設けるというところにあります。

  • 上級資格:(現行)建築物石綿含有建材調査者→(新)特定建築物石綿含有建材調査者
  • 中級以下:(現行)該当資格なし →(新)建築物石綿含有建材調査者

新しいランクの資格を設ける背景は、各法規制での調査対応が可能な状態まで専門的知識を持った人材を増やすことにあります。

しかし、ただ有資格者を増やすことのみを先行してしまうと、専門的知識が必要であるはずの有資格者の質が落ちてしまうことを懸念する声も多くあります。

従来の調査者制度によって維持されていた石綿含有建材知識をもった資格者の水準を保つためには、資格要件や講習実施機関に関する規定は厳格であるべきという意見が多いのもうなずけます。

パブリックコメントでは、数多くの意見が出されるということが重要です。数多くの意見が出されることによって、それだけ国民の関心が高いテーマであるのだということになり、大臣または大臣政務官の確認を得ることが定められています。

是非、皆さまの意見をパブリックコメントに反映してみてはいかがでしょうか。

意見受付締め切りまであとわずかの日数となっております。

直前のニュースとなってしまいましたが、ご一考をお願いしたいと思っております。

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